40歳未満の事業主健診情報が
マイナポータルで確認できるようになりました!
また、40歳未満の事業主健診情報を保険者に提供することで、
事業者と保険者双方が一人一人の健診結果を経年的に把握し、
早期介入によって加入者・従業員の疾病や
その重症化を防ぐ取組などを進めることが可能となりました。
健診情報を活用しましょう!
● 事例 01
健診データに基づいた
運動プログラムで生活習慣病対策
関東ITソフトウェア健康保険組合
40歳未満の加入者は生活習慣病を軽視しがち。
健保組合で保有している40歳未満の健診結果から
生活習慣病関連の数値が良くない者に対して、
スポーツクラブと提携し、オリジナル運動メニューを提供
予備群であるという気付きの自分ゴト化から、
自分にあった運動プログラムにより、
意識改善、運動の習慣化、体質改善へとつなげることができた。
● 事例 02
LINEを使った健康相談
国民健康保険 北海道枝幸町
町の主要産業である「漁業」を事業主から健診結果の提供を受けてサポート。1次産業の健診受診率は低く、40歳の段階では、すでに予防の段階でない人も多い。
枝幸町では、ほたて企業体や農協から、毎年40歳未満の方も含めて健診データを提供してもらい、保健指導の早期介入により行動変容を促している。
企業には、働く人の健康状態をグラフ化してフィードバック。本人には、相談窓口として「枝幸町保健予防係LINEアカウント」に友達登録してもらい、いつでも相談に乗れる体制と、テレビ電話で保健指導ができる体制を整備。
また、若者への情報提供の機会として、健診日に短時間面談を全員にできるように人員体制を構築し対応した。
● 事例 03
5年後、10年後の
肥満人数割合を分析しデータ化。
若年層メタボ対策の必要性を伝え、
行動変容を促す。
ブラザー健康保険組合
40歳未満のメタボ対策の必要性を伝えるため、対象者のレセプトと事業主から提供があった健診データを突合し、5年後、10年度の肥満人数の割合がどのように推移するか分析しデータ化。40歳未満の若年層にもメタボ該当者が多くいることも確認でき、更に男性30歳~34歳代の肥満人数割合は34.3%、その集団の 5年後は40.2%、10年後は46.1%と肥満人数割合が年齢を重ねるごとに高くなっていることが確認できた。
分析結果から、若年層のメタボ対策を行うことが将来の肥満率を下げると考え、各種イベント等を実施
健康診断結果の提供・活用の流れ
※事業主健診結果を活用するためには、
健診結果を保険者へ提供する必要があります
オンライン経済メディア NEWSPICKSの
オンライン番組「NewDoor」にて
「健診データを活用したコラボヘルスの扉」を
テーマに放映。
40歳未満の事業主健診情報の活用に関するご質問は
以下のコールセンターで受け付けております。
※平日 10:00~17:00(祝日、12/29-1/3 を除く)
A労働安全衛生法に基づく定期健康診断等のことです。
A労働者の健康状態等の分析が可能になり、分析結果を活用した保険者と事業者のコラボヘルス等を推進することで、労働者の健康保持増進につながります。また、労働者が健康になることによって企業の生産性向上、経営改善及び経済成長にもつながります。他にも、保険者が事業主健診結果に係る閲覧用ファイルをオンライン資格確認等システムに格納すると、マイナポータルを通じて本人が自らの事業主健診結果を閲覧することが可能になります。
A義務ではありませんが、加入者が自身の健診情報を踏まえてセルフケアをしやすくするとともに、事業者と保険者が連携して、年齢を問わず予防・健康づくり等を推進できるようご協力をお願いします。
Aマイナポータルでは、2023年度以降に実施した健診結果のうち過去5年分が閲覧可能です。
A大きく2つの方法があり、①CSV、XML等の電子データによる提供―②健診結果用紙の写しを提供―となります。
A事業者が定期健康診断等を健診実施機関に委託する際、事業者に代わり健診実施機関が保険者に定期健康診断等の結果を提供することについて予め契約で取り決めることで、健診実施機関を通じて保険者へ定期健康診断等の結果を提供する方法もあります。契約書の雛形については、本Webサイトからダウンロードすることも可能です。
A本Webサイトからダウンロードする場合は、必要ございません。ポスターやリーフレットの原本が必要な方は本Webサイトの問い合わせ先まで、お送り先の宛先・住所・ご担当者様の氏名・ご連絡先をご連絡ください。数に限りがございますので、ご希望に添えない場合はご容赦ください。
Aマイナポータルにログインをいただき、「健診情報を確認する」から確認いただけます。
マイナポータルはこちらhttps://myna.go.jp/html/my_information.html
※事業者から保険者への健診結果の提供が必要です。
※特定健診項目のうちマイナポータルに登録された健診結果が確認できます。